以前の記事 Unityで使えるダンスモーションを配布しているサイト集 で軽く触れていたMMDのモーションデータ(VMD)をUnityのHumanoidで使えるアニメーションクリップに変換する方法を紹介します。
(わたしはMMD何もわからない人なので、うまくいかないデータがあったらごめんなさい)
ファイルの準備
ツールは MMD4Mecanim を利用します。ダウンロードページはこちらです。
(この記事時点での最新バージョンは2020/11/05版です)
次にモーションデータを用意しますが、ここで注意。
モーションデータが想定しているモデルを同時に用意する必要があります。
同じキャラクターでも〇〇式、△△式のように多様なモデルがある場合がありますが、モーションデータが想定している(モーションを使ったビデオ概要欄に記載がある)モデルを用意してください。
(MMDにはUnityでいうところのavaterの概念がないようで、体形やポーズの違いで変換したアニメーションがずれてしまうみたいです)
Unityでの変換手順
新規でプロジェクトを作成するか、VRChat SDKがインストールされていないプロジェクトを開き、MMD4Mecanim.unitypatcage をインポートします。
(VRChat SDKがインストールされているとMMD4Mecanimが動きません)
次に、準備したモデル(pmx/pmd) と モーション (vmd) をunityにインポートします。
モデルファイルをインポートすると (モデル名).MMD4Mecanim のファイルが作成されるので、これを選択すると利用規約が表示されます。問題がなければチェックを付けて同意します(モーションの利用規約は表示されませんが目を通しておいてください)。
同意するボタンをクリックすると変換画面が現れるので、モーションをセットして Process をクリックします。
暫く待つと、fbxファイルが生成されますので、選択後 Rig をクリック、アニメーションタイプをヒューマノイドに設定して適用ボタンを押します。
その後、設定ボタンを押すとアバターの設定画面が表示されます。ボーンの配置が問題ないようなら Done を押します。アバターの設定方法はこのチュートリアルがわかりやすいです。
アバター設定をすることで、fbx の中のアニメーションが Unity のヒューマノイドに使えるアニメーションになります。
fbx の中のアニメーションをクリックして、Ctrl+Dで複製することで、fbxから .anim ファイルを取り出すことができます。
こうして取り出した anim ファイルは VR Dance Viewer用のアセットバンドルにする以外にも Unity で利用することができますが、利用規約内で利用してくださいね。
0 件のコメント:
コメントを投稿