GoogleアカウントやMicrosoftアカウントなどで利用できるFIDO2・パスキーに対応した製品として、YubiKeyなどが有名です。
しかし、最近では需要が上がり、価格が高騰しています。
そこで紹介したいのが、Pico Keys です。
Pico Keysは、Raspberry Pi Pico2 や ESP32-S3 などの安価なマイコンボードを、ハードウェアセキュリティキーとして利用できるようにするソフトウェアです。

Pico Keysを書き込んで、USB-A変換でPCに差し込めるようにした例
Pico Keys とは
Pico Keysは、マイコンボードを個人用のセキュリティデバイスに変えるソフトウェアで、以下のような特徴があります。
必要なハードウェア
Pico Keysは、以下のようなRP2040(Raspberry Pi Pico) , RP2350(Raspberry Pi Pico2) , ESP32-S3 チップ搭載マイコン等に対応します。価格とセキュリティ面でお勧めなのはRP2350搭載ボードです。 安価なRP2040でも動作しますが、セキュリティを重視する用途では推奨されていません(耐タンパ性で劣ります)。
リンク
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RP2350-Zero[AliExpress] |
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ESP32-S3[AliExpress] |
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RP2040-Zero[AliExpress] |
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ファームウェアの導入方法
今回はRaspberry Pi Pico系のボードを使用する場合の手順を紹介します。
まずは公式のダウンロードページにアクセスしてファームウェアをダウンロードします。
https://www.picokeys.com/download/

RP2350 , FIDO の場合の設定
ファームウェアを書き込むため、ボードをリカバリーモードにします。
- マイコンボードをPCから取り外す
- ボードのBOOTSELボタンを押しながら、マイコンボードをUSB接続する
- PC上にドライブが表示されることを確認する
RP2040の場合は「RPI-RP2」、RP2350の場合は「RP2350」という名前のドライブとして認識されます。
ダウンロードしたUF2ファイルを、先ほど表示されたドライブにコピーします。
コピーが完了すると、自動的にドライブが切断され、ファームウェアの書き込みが行われます。
これでファームウェアの導入は完了です。
動作テスト
以下のサイトで動作確認が可能です。 登録後24時間で登録解除されるので、手軽に試せます。カスタマイズ、ユーティリティ
純正のユーティリティである PicoKey App は有料ですが、同様の機能を持つ PicoForge は無料です。以下のように設定することで、 YubiKey Manager でキーの管理などができるようになります。

その他、LEDの光り方のカスタマイズも可能です。
バックアップを忘れずに
セキュリティキーを紛失したり故障したりすると、登録済みサービスにログインできなくなる可能性があります。セキュリティキーが1つだけだとこのような場合に困るので、できれば複数のセキュリティキーを用意するようにしましょう。
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